ジャワ島東部、イジェン火山(2,386m)の火口から採取した硫黄を担ぎ上げる鉱夫。
カワー・イジェンというのは「緑のクレーター」「緑の火口」という意味で
火口湖の色から付けられた名前だ。
この美しい緑色の湖水は、大量の火山ガスが溶け込んでいるため強酸性を呈している。
硫黄の採取は火山ガスが噴出する危険な火口で行われる。
鉱夫は約80-85kgもの硫黄をカゴに入れてかつぎ、
高低差およそ200mのクレーターを登り、
それから数kmの山道を歩いて下る。
撮影地 インドネシア ジャワ島 カワー・イジェン
Kawah Ijen, Java, Indonesia
(2010年10月)