インドネシア・コモド島写真館 コモドオオトカゲ

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ボリボリと骨をかみ砕く音を響かせながら食事中のコモドオオトカゲ。

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コモドオオトカゲの口の中には食物のカスを餌とする
悪性の雑菌が多数棲んでおり、ある意味非常に不潔である。

コモドオオトカゲに噛まれた獲物はたとえ逃げることに成功しても、
傷口から入った雑菌のため敗血症を起こして死亡してしまう。

コモドオオトカゲは獲物の傷口から漂う悪臭を頼りに
根気よく追跡を続け、最後には食料にありつく。
 
 

(以下、2009.08.18付記)

最新の研究によると、私が上に書いたような細菌説は誤りで、
コモドオオトカゲは毒ヘビのような有毒生物なのだとか。

参考:ナショナルジオグラフィック ニュース 「毒で獲物を仕留めるコモドオオトカゲ」 May 19, 2009
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=76832008&expand
 
 
 
 
 

撮影地  インドネシア コモド島
Komodo Island, Indonesia
(1997年4月)