東北ではぜひ新緑の奥入瀬渓谷を見たいと思っていた、ところが、
今年の冬は寒かったせいか、それとも毎年そうなのか、残念ながら私が
旅行した5月中旬では新緑にはまだ時期が早かった。盛岡の友人は「GWに行ったけど、木は丸裸だった」、現地の観光課に電話してみたところ、「新緑なら5月末ぐらいからだと思います」。
結局奥入瀬は後回しにして、こちらはちょうど新緑がきれいだった下北半島を回っていたらこんな滝にいきあたり、とりあえず満足したのであった。
奥入瀬には結局行きそびれたのだけれども。
おまけ : 東北のおいしかったもの
モクズガニ( 藻屑蟹、学名 Eriocheir japonicus )。
淡水に棲むカニ。獲れる量も限られているし、川漁師も減っているし、、、
という理由であまり流通していない。八戸市の八食センターで、このカニの生きたヤツがなんと1匹100円で売られていた。翌日が休場日だったので、投げ売りをしていたのかもしれない。
友人の家に持ち込み、蒸して食べてみたところ、このカニの味噌が実においしかった。これまでに食べたカニ味噌の中でいちばんウマイ。
友人のダンナも思わず、「ウニよりうまい」、ともらしたほどだ。これが1匹100円だなんて、おもわず東北が好きになってしまう。
ちなみに、このカニは中国で珍味ともてはやされる上海蟹(シナモクズガニ)の近縁種である。