５合目、見返台園地の展望台から見た利尻富士。
 

見返台園地までは車道が通っている。

見返台園地の標高は約５００ｍ。
 
 

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●登山道は２コースある
 

現在、利尻富士の山頂までは、北側の鴛泊から（鴛泊コース）と
西側の沓形から（沓形コース）の２つの登山道が使われている。
 

私は鴛泊にあるキャンプ場に泊まっていたのだが、
朝、バスで沓形に移動、沓形コースを登って、鴛泊コースを下りる計画を立てていた。
 

朝一のバスを使っても沓形到着は午前８時１５分頃になってしまい、
早立ち早着きが登山の基本からすると、これではいささか遅すぎるのかもしれない。

ふつう、利尻富士には朝５時から登るのがいいのだとか、
朝４時からならもっといいのだとか、そうすると起きるのは朝３時頃になるのだとか、
前夜の飯屋ではそう聞いた。
 

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●早立ち早着きの基本とは？
 

早く出発して、早く目的地に到着するように計画を立てておけば、
予定より遅れてしまっても、なお余裕を持って、暗くなる前に
目的地に着くことができる。

また、夏の炎天下を避けて涼しい時間帯に苦しい登りを済ませてしまうとか、
夏の午後に多い雷雨を避けるとか、様々な利点がある、のだそうだ。
 

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しかし、天気予報と地元の複数の人の話から、この日の天気はまず一日中大丈夫で、
雷雨の心配は少なそうだったこともあり、念のため雨具・防寒具・多少の非常食・ヘッドランプを
持った上で、遅立ち遅着きの計画で行くことにする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

撮影地 　北海道　利尻島
Rishiri Island, Hokkaido, Japan
(２００７年６月）