北岳山頂から斜め左下へと延びている長い尾根が、小説の「マークスの山」で白骨死体が出てきた池山吊尾根だ。
文中には「・・・平坦で長く、冬以外には利用する者はほとんどいない。」「積雪期は雪崩の危険がない安全な尾根伝いのルート」と書かれていた。
ちなみに物語終盤に主人公たちが突入した大樺沢左俣ルートはおおよそ下の写真の通り(ルートの下部=点線部分、は山の陰になって見えない)。
撮影地 南アルプス 鳳凰三山 薬師ヶ岳
Mount Houou, Japanese Southern Alps
(2010年8月)