沖縄で一番高い滝、西表島のピナイサーラ(落差54m) 。
ピナイサーラというのは地元の言葉で「ひげ滝」という意味で、
老人の長いあごひげが垂れ下がっているように見えることから名付けられた。
この滝まで車道は通じていないが、
潮が引いているときにマングローブの生えた干潟を1時間半ほど
歩けば、滝壺にたどりつける。さもなければ、潮が満ちているときにカヌーを漕いでいくか、
遊覧船に乗っていくこともできるが、
いずれの方法でも最後の40〜50分は歩きである。
また、30分ほど急な山道を登っていけば、
滝の上からジャングルと海を見下ろす絶景である。
私は初めから歩いていった。
ただし、当然の事ながら、潮が引いている間に目的地までたどりついて
戻ってこなければ、潮が満ちてきて帰ってこれなくなってしまうわけだ。私がどうなったのかはご想像にお任せする。
まあ、昼も、
夜も、
滝上から写真を撮ってしまったのだが。