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サハラ砂漠の入口あたりを、ラクダの背に揺られて、2泊3日でしし座流星群を見てきました。チュニジアのドゥーズという町のツアー会社でラクダツアーを手配したのですが、空には砂塵が立ちこめ星もほとんど見えず、17日夜には雨が降りだし、砂漠なので雨は降らないことになっているのかテントの用意すらなく、雨宿りすべき木陰もなく、砂丘ばかりで岩陰もなく、仕方なく雨ざらしのスリーピングバッグにもぐっていると、しまいに雷まで鳴り出し、、、、でも、夜半過ぎから晴れてきて、翌日の極大日に備えてテスト 撮影をすることができました。
しかも、雨が空に立ちこめていた砂塵を洗い流してくれたのか、翌18日には真っ青な雲一つない空が広がっていました。
肝心のしし座流星群がどうなったのかと言いますと、満月のため空が明るく、目の悪い私には3等星までしか見えない状態でしたが、明るい流星が多かったようで、かなり多くの流星を見ることができました。
流星群のピークはやはり予報時間の世界時4:00(現地時間5:00)ごろにきました。
このころには月もだいぶ低くなっていて、砂の上に横たわって天頂付近を見ても、帽子のツバで月を遮るようにすれば、明るい月光を目に入れずに観測することができました。ピークの持続時間は、二つのピークが連続して訪れた2001年とは違い、延々とは続かなかったです。
それでも、2,3個の流星が同時に飛ぶところも見られたし、火球もあったし、昨年同様、もう明るくなって星も見えなくなった空になおも流星が流れているところも見ることができました。
カナダ北極圏オーロラ紀行写真館もご覧ください
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