北欧オーロラ紀行 ノルウェーのオーロラ

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「フィヨルドに映るオーロラ」
 

この日は天候も良く、オーロラの活動も盛んで、一晩に二回のブレークアップが観測できた。

実は旅行期間中、この日以外はオーロラの活動は極めて低調で、
この日だけ突発的に活動が激しくなったのだそうだ。

しかも、9日間の旅行期間中、6日は曇っていて、オーロラの活動が
活発だったとしても見ることはできないという運の悪さだったのだ。
 
 

地元の女性に天気について訪ねてみた。

「1月はいつもこんなに曇ってるのかなあ」

「そんなことはないけど、地球温暖化やらなんやらで、10年前に気候がこれこ
れこういうふうだったとしても、それと今とはちがってきてるみたいだし」

「2月なら、もっと天気がいいのかなあ」

「それは温暖化やらオゾン層やらがどうにかなってて、
一概には言えないのよね」

オゾン層が関係あるかどうかはともかく、どうも異常気象というヤツだったようだ。
とにかく、基本的に曇りなのに加えて変わりやすい天候には悩まされ続けた。

まあ、結局最後には美しいオーロラが見られて、ともあれ、よかった。
 
 

撮影地  ノルウェー北極圏 シーボトン ( Skibotn, Norway)
2002年1月19日