撮影地 フィリピン ドンソル
Donsol, Philippines
(2003年3月)
■ジンベエザメ ウォッチングツアー情報(古いので参考程度)●値段
バンカボート一艘貸切、船長とスポッターがついて、5〜6千円。一艘に7人まで乗れる。
申し込みは現地のビジターセンターで行う。
乗船する船は基本的に毎日変わる。腕の良いガイドにあたるかどうかは運次第だろう。少人数の場合は、申し込みの際に頼んでおけば、同じく少人数で相乗りを希望する人がいないかさがしてくれる。
だが船は借り切ってしまった方がなにかと便利だ。いざジンベエザメが見つかって海に入ろうというときに順番待ちなどしたくないし、写真を撮るときにジンベエザメの前に人が入り込んでくるのもいただけない。
それに、私の運が悪いのか、この手のツアーに参加すると、よく相乗りの同乗者が腹が減ったとか、疲れたとか、海が恐いから帰りたいとか言い出すので、ツアーを早めにうち切るハメになるのである(外人はワガママだ、やはり)。
●水温
水温はけっこう高く、寒がりの私でもウェットスーツなしで平気だった。
しかし、海に入ったり上がったりして、濡れた体に風が当たるとさすがに冷える。日焼け防止も考慮し、私は使い古しのレインジャケットを着たまま泳ぐことにした。Tシャツよりずっと水切れがよいし、長袖でフードもついているし、陸に帰った後は真水でじゃぶじゃぶ洗って干しておけば、すぐに乾いて臭くもならず、とても便利だ。
●目撃確率
私の場合、水中でジンベエザメを見た回数は、初日11回、二日目12回、三日目4回だった。同じ個体を複数回見ている可能性もあると思う。
●時期
ピークは2月から5月までとのことである。
ジンベエザメは毎年10〜12月ぐらいから回遊してくるが、ガイドの一人はエルニーニョがあった年は3月までジンベエザメが来なかったと言っていた。データの蓄積が少ないので、参考程度に。