サン・アグスチン教会に飾ってあった絵、その2。
同じく、江戸時代初期に日本で殉教した宣教師の絵で、
やはり絵の中の日本人が少しおかしい。
この絵が描かれた当時は日本についての資料など、
あまり手に入らなかったのだろう。
首切り担当の人は腰布一枚きりしか身につけておらず裸足、
刀も日本刀とは違うようだ。
ちょんまげ風の日本人、よく見るとマゲがなくて、
ただ禿げているだけである。
撮影地 フィリピン マニラ
San Agustin Church, Manila, Philippines
(2003年3月)