トウアカクマノミ
(Amphiprion polymnus)
トウアカクマノミ(写真右側)は砂地に住むクマノミの一種。
沖縄にも住んでいるが、そもそもスクーバダイビングは
サンゴ礁や岩場で行うことが多く、
このような砂地の浅場にはあまり行かないので、
案外目にすることが少ないクマノミ。
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左上の黒い大群はミツボシクロスズメダイの幼魚。
こちらもクマノミのようにイソギンチャクと共生する。
この近くにも同じようなイソギンチャクが生えていて、
ダイバーがあまり近くを泳ぐと、
群ごともう一方のイソギンチャクへと移動したりする。
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この写真はニコノスファイブで撮影した。
このカメラは一眼レフではなくビューファインダー式なので、
接写をするときにはパララックス(視差)が生じる。
イソギンチャクがもう少し画面の下側にくるよう、
勘で調節しながら写してみたのだが、
どうにも思い切りが足りなかったようだ。
まだまだ修行が足りない。
撮影地 フィリピン 北パンダン島
North Pandan Island, Philippines
(2003年5月)