俗にいう「世界三大がっかり名所」にアジアから
唯一選ばれているシンガポールのマーライオン。
(後の二つはブリュッセルの小便小僧とコペンハーゲンの人魚姫)。
制作に当たっては40トンものセメントが使用されたという。
セメントなどという安っぽい素材を使用した時点で
負けが約束されたようなものだが、
ところがどうして実物を見ると言うほど非道いものではない。
少なくとも私はそう思った。
以前はポンプが故障していて水を吐き出さなくなっていたとか、
後から建設された橋のため正面から見ることが出来なくなっていたという。
そういう当局のずさんな対応も三大がっかり選出に寄与したものと思われる。
現在は海に面した好立地に移転され、
ポンプも直り元気に水を吐き出している。
捕らわれた宇宙人風の記念撮影。
マーライオン裏のミニマーライオン前にて。
撮影地 シンガポール
Singapore
(2006年4月)