「丘から昇る北斗七星」
丘の上にあるのが、オランダ人が遺した灯台跡である。
水中カメラのニコノスVで撮影。
ニコノスVにはB(バルブ)は付いているが、
ケーブルレリーズが取り付けられない構造なので、
束ねた輪ゴムでシャッターを押し下げた状態に固定し、
長時間露出をした。
北斗七星のうち、6個の星しか写っていないのは何故かというと、
それは7個目も昇ったカットを撮影しているときに
コンタクトレンズを落としてしまい、必死に探し回っているときに
三脚を蹴っとばしてしまったため、
星がぶれて撮影に失敗してしまったためである。
コンタクトレンズは結局見つからなかったし、
さすがに撮影を続ける気力もみつからなかった。
撮影地 ベネズエラ ロス・ロケス諸島 エル・グラン・ロケ島
El Gran Roque, Los Roques, Venezuela