道路の中央のほうが端よりも水深が浅いので、フエの人は好んでこちら側を歩いていた。
それに道路の端は歩道の段差などの障害物が多い。水が濁っていて
足元に何があるのかも見えないので、おちおち歩いてもいられないのである。
その点、道路の真ん中は車が通るところなので、道は平坦で余計な障害物はない。
ただし、車やバイクも水深が浅いところを通っていくのだし、そのたびに水しぶきを上げていく。
私は濡れたくなかったので、一人で水の深い歩道側を、おそるおそる足さぐりで歩いていった。
特に車は次の写真のように激しい水しぶきを上げるからである。
撮影地 ベトナム フエ
Hue, Vietnam
(2007年11月)