秋田県 エチゼンクラゲと男鹿半島の温泉

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1年数カ月ぶりに撮影した水中写真がこのエチゼンクラゲである。
 
 
 
 

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おまけ:この日の温泉
 

ダイビングで冷えた体はぜひとも温泉で温めたい、、、
 

そこで近所の 「元湯雄山閣 なまはげの湯」 に行ってみる。
 

この温泉は非常に気に入ってしまった。
今回の旅行で行った温泉の中でもNO.1であった。
 
 
 

 お湯は源泉かけ流し、加水・加温なしとのことである。

お湯の色は季節によって変わるとのこと。
私が行ったときには黄土色であった。

私はいたって単純な性格で、 湯が白濁していたり
色が付いていたりするだけでうれしくなってしまうのだ。
 

 次に湯船が凄い。

 内風呂、露天風呂とも大量の析出物がが付着し、
まるで世界遺産パムッカレの石灰棚のような模様になっている。
 

この温泉は析出物がよほど多いようで、源泉からお湯を引いてくるパイプ
 の内部にも木の年輪のような模様を作ってどんどん付着していき、
直径10cm以上あるパイプが3ヶ月で詰まってしまうそうだ。

そうして木の年輪のように内部に析出物が付着してしまったパイプを輪切りにして、脱衣所に飾ってあった。
 
 

風呂にはナマハゲのお面が飾ってある。
内風呂の方ではそのナマハゲの口に源泉を引いてきたパイプを通してある。
そこからお湯を吐き出すという趣向なのだが、
圧力が一定でないようでお湯の出がゆるくなったり、
 激しく噴き出したりしている。
 
 

単に体が温まり、雰囲気がよいというだけではなく、
思わず火山の力まで感じられてしまう楽しい温泉なのであった。
 
 
 
 
 

撮影地 秋田県 男鹿半島
Oga Peninsula, Akita-ken, Japan 
(2006年10月)