さて、日食がすすみ、カンカン照りの太陽が月に隠されてゆくと、
だんだんと気温も下がり、涼しさを感じてくる。
もちろん、大気の温度も下がっているわけだ。
そのため大気中の水分が凝結して雲が発生することがある。これを日食雲と呼ぶ。
写真は部分日食の段階で発生した日食雲と、太陽の回りにかかった暈(かさ)だ。
ちなみにこのとき、太陽の欠け具合は、
と
の間ぐらいだった。
(左上隅の赤い光はカメラのレンズ内ででたゴースト。)
撮影地 トルコ アスペンドス遺跡
Aspendos, Turkey
(2006年3月29日)
カメラ : ニコンU
レンズ : タムロン SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD Aspherical [IF]
フィルム : ベルビア100F
フィルムスキャナー : ミノルタ ディマージュスキャン・エリート5400